What is NEXTSTEP?NeXT社はSteven Jobsによって、1985年に設立され、1989年の9月には最初の'Black Cube'と呼ばれる最初のハードウェアとNeXTstep リリース1.0を発売しました。
その後、NEXTSTEPはIntel社製CPU搭載のIBM PC互換機とNeXT社のNeXTコンピュータをはじめ、Hewlett Packard社のワークステーションHP9000 シリーズ700、Sun Microsystems社のワークステーションSPARCstationでネイティブ版が稼働し、現在はアップルコンピューターの次期OSの要として発表されようとしています。 |
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噂ではMacOS8.6にナノカーネルが実装されるかもしれないと言われています。Machがマイクロカーネルですから、それより小さいという意味なのでしょう。ネーミングは楽しめます。 さて、NEXTSTEPではMachカーネルが実装されていました。これはOSの要、もっともハードウェアに近い部分が超小型の基本プログラムからなっていて、この部分の移植を済ませれば、他の部分はコンパイラが吐き出すコードなので、比較的楽にOSが移植できることを示します。実際、DSPコードを満載した音声部分の移植を除けば、NeXTSTEP for NeXTからfor Intelの移植が進んだ後は、驚異的なスピードでSPARC,PA-RISCの2つのプラットホームへ移植されました。カーネルが小型で、移植が簡単と言うことは(比較的という意味で)それだけ、バグが少ない可能性が出てくるわけで、実際、家においてあるNeXTは2年とか3年間、リセットをかけないで済んでいます。この堅牢性がMacintoshに欠けていることであり、期待がもてます。 |
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MacOS 8.5のSherlockが評判ですが、NeXTSTEPにはlibrarianというソフトが標準で装備されていました。このソフトはオンラインマニュアルのブラウザー的役所で使われていましたが、その本意は全文検索用ソフトに他ありません。Bookshelfにボリュームやフォルダーをドラッグドロップしておくだけで、それが検索対象となり、UNIXのmanページなどの一部の特殊フォーマットも検索対象に出来ました。また、その更新頻度に応じてインデックス作成をフォルダーごとにきめ細やかに設定できます。更新の激しいフォルダーは数時間おきに、あまり更新しないフォルダーは1ヶ月おきなどとです。カレンダーが出てきて、曜日や日付でも設定できます。もちろん完全にプリエンティブなマルチタスクですから、牽引を更新しているときのパフォーマンスの低下はユーザーに気付かれずすみます。Sherlockの検索作成もボリューム全体という簡単で判りやすいと言えば判りやすい物ですが、現状のマルチタスクにあれだけ重い処理をさせるのは少し無理があるように感じます。 |
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NeXTSTEP Environment前述のようにNeXTstepは、いろいろなプラットフォーム上で動かすことができます。私はもっとも性能・価格比の優れたIBM PC互換機を、旧来の黒ネクストとともに活用しています。実際のハードウェア環境を紹介します。 |
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