078_Apple Boot ROM

Wallstreet以降のPowerBookのアップグレードカードの販売を難しくしているのはApple Boot ROMの中のファームウェアの取り扱い。

写真はCPU Daughter Cardに搭載されている4つのROM。表面にはAppleのコピーライトの文字がシルク印刷されている。

079_Base models

署名を下さった方たちの所持しているモデル。後期型が過半数を占める。

etc.で示した7%の人は、Lombard所持者であるが、wallstreetでの成功に期待を込めての署名がその殆どを占めている。

080_price

希望価格は7万円以下が2/3を占めている。しかし、9万円ぐらいまでなら払っても良いという人が1/3いる。コンピュータが低価格になっている昨今、これだけの追加費用を支払っても良いと思うユーザーが多いことは、特筆すべきだろう。

署名活動を開始して20日余りの時が経過し、577名の署名があつまりました。その間、米Outpost.comからPowerLogix社のBlue Chip G3が10月15日に出荷されるという情報が流れ、Newer社のアップグレード予約用cgiが公開されるなどの変化がありました。しかし、私がしらべたところではOutpost.comのメールからは特に10月15日の出荷を約束した文面は見あたらず、米国在住の読者からは、待ち時間が長期であることからNewer社でのアップグレードをあきらめたという情報が届いております。

集計結果を少し御紹介することにします。署名していただいた方々が所有する機種の内訳は、079_Base modelsに示します。

最も多数であったのが、PowerBook G3 233/14で全体の約1/3を占めていま

す。233MHzの機種の合計は約半分の48.6%で、アップグレードカードによりCPUの処理速度が倍以上になることに期待している声が沢山ありました。その反面、266MHz、300MHzのユーザーからは、これ以上の発熱はなんとかならないか、という意見が聞かれました。

全体の11.4%を占めるPowerBook 250/13,292/14ユーザーからはやはり、バスクロックにこだわった意見が多く、グレードダウンは心情的に許せないという意見がありました。

希望価格は080_priceに示しました。相当な低価格を求める声が強く、いくら高くてもWallstreetを第一線の性能にしたいという声よりも、中古価格とアップグレード価格の和と、新型PowerBookの価格を天秤に掛けるユーザーが多く、Wallstreetユーザーが、コストベネフィットを重視していることが判りま

す。ただ、意見欄を埋めて下さる熱心なユーザーは62%にも及び、wallstreetへの愛着をつづる方も多かったことを付記いたします。

今週、署名を提出するため、各方面と交渉中です。何かしらの変化があれば、ここでご報告することをお約束します。

署名活動、途中報告１

署名活動途中報告２〜価格、発熱、対応OS、販売方法について