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7/Apr

PISMO Memory Summary

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PowerBook (FireWire)のメモリ関連の情報が集まり、ある程度の選択基準がつかめて来ました。ここで、細かい理論や仕組みは省略してまとめをしてみたいと思います。判りやすくQ&A形式で表記することにします。

どういうメモリを選ぶとよいですか?

PC100-222Sという情報を保持し、それに見合うチップを搭載したメモリが良いと思います。たとえばセンチュリー株式会社のDSZR6E8、ハギワラシスコムのHSA-BJ256B、プリンストンテクノロジーのPA144RW-256あたりがそうです。

FAQ: PoweBook(FireWire)に使用するメモリは何がよい?

純正メモリが「遅いDIMM」と表示されますが、外した方がいいですか?

外した方がメモりアクセスが最大4%向上します。

PowerBook (FireWire)のパフォーマンスとCAS Latency

対応メモリなのにPC100-333S、「遅いDIMM」と表示されます。問題有りますか?

PowerBook (FireWire)はPC100-322SとPC100-333Sを区別できないようですので、対応メモリなら問題はありません。ただ、古いPC66のメモリの中には本当にPC100-333Sでないと動かないものが有ります。この場合、逆にこの区別できないという問題から、トラブルが発生するかもしれません。

FAQ:旧PBG3用メモリのPowerBook(FireWire)に流用の可否

「遅いDIMM」と表示される純正メモリも使い続けたいのですが、表に入れるべきですか?それとも裏に入れたままにすべきですか?

メモリアクセスタイミングは遅いほうに合わされます。どちらに入れておいても速度差はありません。DIMMスロットごとにアクセスタイミングが違ったりすると、OSのメモリマッピングの違いにより、装着位置の最適化が出来ると思ったわけです。そこでterurin氏に同じ容量でPC100-322SとPC100-222Sのメモリを一枚づつ用意していただき、上下入れ替えて速度を調べてもらった結果、同じであるという結論に至りました。何度も分解して速度を計測して頂いたわけです。本当にどうもありがとうございました。

fig. 1 PowerBook (FireWire)の分解図 CPUドータカードの表側、裏側の2カ所にSO-DIMMスロットがある。

6/Apr

USB CardBus Support 1.4.1

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最近、プリンターやマウスなどUSB機器が増えてきました。PowerBook G3 1998 (Wallstreet)には十分なレガシーインターフェースが搭載されているので不便は無いかも知れませんが、時にはUSBを使用したいと思うこともあります。

これまで各社からUSB CardBusインターフェースが発売されており、USBを使うという意味では不便はありませんでした。(Fig.1 Fig.2)

fig.1 UnionBros. USBインターフェースCardBus BH004

あまり知られていないことですが、これらのカードを使用するためUSB Card Support 1.3.5をインストールすると、カードの有無に係わらず数%の速度低下が起きていました。

その原因を探る上でヒントになる一文が、今回のMacOS アップデート9.0.4のドキュメントであるTechnote 1194にありました。

それは「ポーリング形式から割り込み形式に書き換えられました。」という部分です。この文章はUSB 1.4.2(MacOS ROMファイル内部に組み込み済み)に対しての文章ですが、USB Card Support 1.4.1の変更点のヒントになります。1.3.5インストール時にCPUの奥の方まで遅くなっていたので、ずいぶんなことだと思っていたら、ポーリングですか・・・今回でやっとまともになったという話もあるわけですね。

実際にベンチマークテストを行うと、速度低下が消失していました。USB CardBus Support使用者は必須のアップデートと考えます。

USB Card Support version 1.4.1

fig.2 Macally CardBus to USB adapter

参考

  1. Apple: Technote 1194,Mac OS USB 1.4.2
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