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about Macintosh

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5/Sep.

USB Mouse

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PowerBook G3 Series 1999(Lombard)のUSBポートで利用する安価で使いやすいマウスを見つけました。

ドライバーはLogitechのホームページよりダウンロードする必要が有りますが、マウス中央にあるホイールを回すとウィンドウのスクロールが出来るなど、なかなか使い勝手が良好です。

組み込まれるドライバーによって、右ボタンを「コントロールボタンを押しながらクリックした状態」にするなどと細かく指定でき、例えばコンテキストメニューを表示させることが出来ます。またホイールの回転でどの程度スクロールさせるのか、ホイールを押したときに「ダブルクリック動作」をさせる等のファンションも設定できます

コントロールキーを押しながらホイールを回すと横スクロールもするのですが、ホイールを押すファンクションに、コントロールキーを割り当てておけば、「押しながら回す」動作で横スクロールを実現します。

使用に際しては、これまで他のマウスドライバで広告されている再起動時に認識しない、Sleep復帰のトラブル、Appleシステム・プロフィール終了時のフリーズなどのトラブルはまったく認められません。amuletではこの商品を2500円で販売しているそうです。

fig.1 Logitech製USBマウス

MouseWare M3.1 USB

参考

  1. Logitech:Mice & Trackball Support

1/Sep.

G4

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PowerMacintosh側の発表ですが、とうとうG4搭載モデルが発表されました1)。まだDeveloper Noteの発表はありませんが、一足先にそのスペックから内部ブロック図を予想してみました。(Fig.1)

fig.1 PowerMac G4 500のブロック図(予想)

全てのラインナップでBack Side cacheの量が1MByteであること。

PPC7400は内部に2MByteのcacheをコントールすべくTagメモリが2倍に増えています。これを有効に使用するためにはPCI Bridge/Memory Controllerが2Mbyteをサポートしなければならないわけです。このために全く新しいchip setが必要になります。この部分のスペックが1MByteとこれまでと同一である2)と言うことから、これまでのG3用チップセットを流用したと考えました。そこでiBookで登場したUni-North ICの100MHz版が新しいMPX Busで接続されるのではなく、従来の60x busで接続されていると考えます。

ATA-66の採用

PowerMac G3はI/Oコントローラー内部にあるATAインターフェースからBoot IDE Diskに接続するのではなく、独自のATA-33インターフェースチップをPCIバスに用意しています3)。iBookで採用されたKeyLargoは新たにATA-33インターフェースを内蔵したのですが4)、今回採用されたATA-66はさらに倍のバンド幅を持っています。新しいチップが用意されたのではないかと予想します。またPCIバスは現在のPowerMac G3には66MHzのPCIバスを持っているため、途中にPCI-PCIブリッジが用意され、調停回路が挟まっている複雑な構造になっています3)。ここら辺はたぶん簡略化して来るのではないでしょうか。(場合によっては66MHz、32Bitの出力をPCI-PCI Bridgeで33MHz、64bitに変換しているかもしれないですね)

総論

新しいPowerMac G4にはAGP搭載モデルと、66MHzPCI搭載モデルの2つが用意され、450MHzと500MHzの2機種はAGP搭載のマザーボードとなりました1)。しかし、G4単体の性能は同じくロックでは似通ったものでありSPECint95は21.4 @ 450 MHzに対し5)、G3では約20と7%程度しか変わりません。また、現在のアーキテクチャではすぐにマルチプロセッサを作るには無理があり、周辺チップの熟成を待つ必要があると考えます。

しかし、G4単体として考えると1MbyteのCache搭載状態でもTagメモリの量が倍増しているため、より細やかなコントロールが可能となったと記載がありました6)。また、キャッシュのアルゴリズムも改良されL1とL2に同じデータが闇雲に入るのではく、DATAキャッシュに関してはより最適化されたそうです6)。(インストラクションキャッシュはこれまでと同じ)Developer Noteが出てくれば全く違うアーキテクチャかもしれませんが、頭の体操に書いてみました。

 最後にIBMの銅配線PowerPC G3 466MHzとMotorola PowerPC G4 400MHzの比較をしてみましょう。

XPC7400RX400PE
IBM25EMPPC750EBE466
7.86×10.58(83mm2)、0.2μm、6層
5.14×7.78(40mm2)、0.2μm、6層
5w(平均)/11.5w(最高)
5.5w(平均)/6.8w(最高)
0〜65度
-40〜105度
G4にはこの後、より完成度の高いXPC7400RX500LEが出てくるはずです。そうすればコア電圧も現在の2.15Vから1.8Vのレベルまで下がり、最高消費電力も下がると予想されます。また最初は65度が最高保障Die-Junction温度ですが、すぐに105度にアップするでしょう。一部の資料には0.15μmであると書いてありますが、例のごとくMotorolaの「目標」に違い有りません。

参考

  1. Apple:The Power Mac G4 Tech Spec.
  2. Apple:Power Mac G4 Data Sheet
  3. Apple:Power Macintosh G3 Developer Note
  4. Apple iBook Computer Developer Note
  5. MOTOROLA MPC7400 POWERPC MICROPROCESSORS,Fact sheet
  6. MPC7400 RISC Microprocessor Technical Summary

25/Aug.

'Solid Adjuster'(2)

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前にもお知らせしたように、Koji Kosaka氏が、氏のDaijin's World上で1)、PowerBook G3 Series 1999(Bronze,Lombard)のキーボード右上部分のキータッチの悪さを解消すべく、新たにパーツを試作したことを発表し、さらに需要についての調査を行っています2)調査、募集期間が限定されています。ご注意下さい。

その結果、ある程度の数が集まり、実際に作成する方向で話がまとまりつつあります。

さて、ここで氏の作成した'Solid Adjuster'の精細についておさらいしてみることにします。

最も特徴的であるのは、その固定方法です。直接ハードディスクゲージに固定するのではなく、インシュレーターを介して、ハードディスクゲージにセットされます。(Fig.1、Fig.2)

fig.1 Koji Kosaka氏の図面を参考にした概念図。キータイプのショックが直接ハードディスクに伝わらないよう考慮されている。さらに実物には軽量化の為の孔が多数開けられている。

材質は加工の容易なアルミ製ではありますが、絶縁塗装(エポキシ塗装で代用)を施し、安全性を高める予定だそうです。ハードディスクの上面に空間を確保することで、キーボードに対しての断熱性を保持。さらに空冷ファンが回ったときの廃熱のパスウェイにも大きな変化をもたらさない配慮がなされています。蓋を閉じたときの安全性が考慮されているということですね。

ハードディスクの上面にはハードディスクの内部の圧力を温度が変化しても一定に保つためのチェックバルブが付いています。この孔を塞ぐことのないよう注意すべきです。厚みを調節するものを敷く場合、注意を要します。私もSolid Adusterの入手を希望します。

fig.2 ハードディスクは僅かであるが振動します。また、外力が直接加わらない様にゴム製のインシュレーターを介してハードディスクゲージに固定されています。Solid Adjusterはそのインシュレーターの一部を利用して同様にフローティングセッティングされているのです。

参考

  1. koji kosaka氏:Daijin's World
  2. koji kosaka氏私信
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Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.
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