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Vol.22

12/May 2002

FAQ: Change Mercury's HardDisk

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Q:PowerBook G4 Titaniumのハードディスクの交換方法を教えてください。

521_PowerBook G4 internal HardDisk

521_PowerBook G4 internal HardDisk

PowerBook G4 Titaniumに内蔵可能なハードディスクは2.5インチ、12.5mmまでである。4カ所にインシュレーターが付属するが、組み付ける直前の状態は端子側からみて、ラベル面を上にして、右側に2カ所、先に取り付けておく。この時T8のトルクスねじ回しが必要である。

522_bottom case

522_bottom case

ACプラグ、バッテリーを取り外し、底面のねじをはずす。バッテリー取り付け穴の図の部分に手をかけて、手前にずらすとはずれやすい。

ボトムケースは大変柔らかく、曲がりやすいので取り扱いには十分注意が必要である。DVD-ROMのスリット部分に爪があり、スライドが足りないと、スリット部分が容易に折れてしまうので、作業には充分注意が必要である。

523_take apart harddisk

523_take apart harddisk

2カ所のトルクスT8ねじを取り外す。(赤い矢印)

データケーブルをとり、向かって右側から青い矢印の方向にハードディスクを起こすように取り出す。

524_paste with tape

524_paste with tape

先にインシュレーターを取り付け、手前側を先に差し込み、フレームを押し広げるようにして、奥をはめ込むのが簡単な方法。これは説明書にも書かれている。しかし、実際に行うとフレームを相当変形させねばならず、非常に困難である。

別の方法として、2つのインシュレーターを先にテーピングしておいて、後からねじ止めする方法を実行した。

525_ PowerBook G4 DVI HardDisk cage

2002年4月発表のPowerBook G4 DVIのフレームには改良が加えられていて、2カ所のトルクスねじをはずすと、ハードディスクが簡単に脱着できるようになった。

PowerBook G4 DVIなら、取り付けるハードディスクに最初から4カ所のインシュレーターを取り付けたまま、確実に作業が行えるだろう。

525_ PowerBook G4 DVI HardDisk cage


A:ハードディスクの交換作業は途中まではAirMac cardの交換と同じです。

取り付けることのできるハードディスクは厚み12.5mmまでの2.5インチハードディスクです。

522_bottom caseの取り外しは、AppleからPDFファイルがリリースされ、たいへん詳しくかかれています。私はバッテリーハウジング手前、左側と本体右角、それとバッテリーハウジング手前右側(本体右手前角)と本体左奥角のように対角線に手をかけ、交互に少しずつ手前にずらすようにおこないました。根気よく力を均等に掛けると、ほとんど力を要することなくボトムケースは取り外せるはずです。

説明書にあるようにインシュレーターを取り付けたままハードディスクを装着することは、厚み9.5mm程度の薄型なら可能のようですが、12.5mmのハードディスクを取るつけるには、DVD-ROMを取り外したとしても困難です。

524_paste with tapeで後からねじ止めする方法をとると、トルクドライバーが長い場合、斜めにねじが装着されるおそれがあります。この場合、短いドライバーを捜すか、なければ握り手の細いものを用意し、最初は2mmの精密ドライバー(マイナス)であたりをつけ、最後にトルクスで本締めするとうまくいきます。

ボトムケースの取り付けは、まず手前をあわせ、バッテリー端子付近の爪をあわせ、最後に後側へスライドさせてねじ止めします。簡単に曲がってしまうので、作業には十分注意してください。

ねじをしめる順番は、前述のPDFファイルにもかかれていますが、少し奥側へずらすように力を掛けながら、ねじ穴がきちんと穴にあうように押さえつつ、取り付けると良いようです。

内蔵したハードディスクはまずフォーマットが必要です。ただし、FireWire経由でフォーマットすると内蔵後起動ディスクなりませんので注意してください。

基本的にはSystem CDで起動して、ドライブ設定でフォーマット後、システムをクリーンインストールすることが望ましいです。

12/May 2002 追補

PowerBook G4 DVIモデルはハードディスク固定方法に変更がありました。フレームの一部の材質が変更され、脱着が可能です。525_ PowerBook G4 DVI HardDisk cageに示したように、2カ所のトルクスねじを取り外すことで、ストレスなく、確実に脱着できます。

最後に、ハードディスク交換作業で生じたトラブルは保証されず、自己責任となりますので、自信のないかたは避けることが望ましいと思います。

謝辞

株式会社アミュレットの鈴木氏には、テープ固定のアイディアを伝授していただきました。この場を借りまして御礼申し上げます。

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Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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