28/oct

NANOSAUR

ATI RAGE ProがPBG3に組み込まれていますが、普通の使い方では全く使いません。前にTomb Raider IIのデモの話題を取り上げましたが、本国仕様のiMacに搭載されているNANOSAURというのゲームがおもしろいので紹介します。このゲーム、iMacのRev.BがRAGE Proにこっそりアップしたのに対応したのか、最近Ver1.0.8b7がアップされています。新規にダウンロードする方はVer.1.0をダウンして、途中を飛ばしてVer1.0.8b7をダウンすればOKです。ゲームスプロケットやQuickDraw3D、最新のATIドライバーが必要ですが、それぞれリンクがホームページに張ってありますので、それからダウンロードすれば、遊べます。気晴らしにはなかなか。フォッグエフェクトも楽しめます。

www.realtime.net/~pangea

22/oct

MacOS 8.5

実は18日にバージョンアップではなく、新規購入してインストールしてみました。マーフィーの法則ではないですが、学会前やカンファレンス前になると無性にシステムのインストールをしたくなり、やって不具合がでて仕事にならない、ということが多くあります。実際、私の上司の某先生は学会前にこれをやってハードディスククラッシュのため、発表データが吹っ飛んで頭を抱えています。その学会はもうあと10日・・・・

今回はそれほどの不具合は出ませんでしたが、案の定メージャーアップデートに付き物の動作不安定と、速度低下に見舞われました。雑誌の記事では最新のG3では速度向上が期待できるといいことばかり書いてありましたが、よく使うMicrosoft Office98 for Macintoshはアップデータを入れないといけないとか、爆弾が出たりと何かと不安定です。まず、SpeedDoubler8.1は読み込み時に「対応していない」と表示したきり運とも寸とも言わなくなり、8.1.1にアップしなくてはなりませんでした。グラフィック関係が最もスピード低下が大きく、文字の描写は一部で6割のスピードに低下しています。また異常ともとれるのですが、一部のポリゴンフィルが非常に速度低下が激しいようです。

300/8.5/sdはSpeedDoubler8.1.1及びMacOS 8.5で300/150atiはSpeedDouber8.1及びMacOS 8.1と最新ATIグラフィックドライバーの組み合わせです。いずれもPowerBook G3 300でキャッシュスピード150MHzの標準ハードウェアによるものです。一部20分の1まで速度が低下した物があります。クイックドロウルーチンの全面的なネイティブ化による速度向上を宣伝しているようですが、うまくいっていないようです。実際の速度低下は約1割ぐらいで、すぐに体感できる物ではないですが、やはり気持ちの良い物ではないです。

18/oct

G3 Series Modem Extension v1.0.1

モデムのアップデータが一つ出ていました。これはPowerBook G3シリーズの内蔵モデムの電源供給についての改良がなされているとのこと。内蔵モデムは使用アプリケーションが終了した後でも、すぐに再起動が出来るように30秒間電源が供給されたままになっているそうです。しかし、スリープ時でも同じルールが適応されていたために、アプリケーション終了後すぐにスリープさせてもモデムだけ生きているという不都合が発生していました。それを、スリープ時にはすぐに電源カットするように改めたそうです。

PB G3 Series Modem 1.0.1smi

14/oct

Tomb Raider II

早速ATIの新しいドライバーを試すソフトを見つけてみました。やはり、その実力を試すにはゲームが適当。Tomb Raider IIのデモが下のページからダウンロード出来ます。

ZDNet Download Channel/Macintosh

御丁寧に、ATI Universal installer 3.3が一緒に入っています。ReadMeを読むとATI 3D Accelerator 4.3.6以降でないとパフォーマンスが得られないとの表記があります。しかし一部不都合もあります。プレイ環境を設定するソフトが入っているのですが、2度目の設定からはハードウェアアクセラレーションが選択できないのです。これは、関連の初期設定ファイルを消去し、初めにRAVEアクセラレーションを選択したあと、設定ソフトを立ち上げなければ、ゲームプレイには影響を及ぼさず、ゲーム本体を起動すればハードウェアアクセラレーションがきちんとかかります。おそらく、オンボードのRAGE proをソフトが認識できないことが関係するかもしれません。PowerBook G3/300では、ATI Universal installer 3.3のインストールはカスタムインストールを選択し、XClaim 3D (Rage pro)でOKのようです。

実際動いた様子は、14インチのフル画面でプレイステーションなみのスムーズさで動きます。しかもテクスチャーはさすがハードウェアアクセラレーションだけあって、近景もきれいにマッピングされています。これまで5300ceを使っていた私としては液晶画面でこれほどまでスムーズに動かれると、驚きを通り越してやや気持ちが悪いです。

12/oct

ATI Universal installer 3.3

10月7日頃からATI Universal installer 3.3なるドライバーアップデーターが、ATIのページにアップされています。10月10日付けの秋山先生のMacintosh トラブルニュースによると、旧PowerBook G3シリーズのグラフィックドライバーに不具合があって、スリープ後にアクセラレーター機能がオフになり、再起動まで復帰しないそうです。これは、店頭で見かけた異様なまでにグラフィックの遅いG3/292の症状に似ており、もしかするとこの店頭デモ機はそのようなトラブルに見舞われていたのかもしれません。新ラインナップのPowerBook G3ではドライバーは改善済みであるとのことですが、「PowerBook G3 Seriesを使いこなそう」のNIWA氏によると起こり得ると報告されています。

MAC DRIVERS PAGE:NEXUS GA, XCLAIM VR, XCLAIM TV, XCLAIM 3D, and XCLAIM GA DRIVERS

にあるドライバーですが早速インストールしてみました。

  • ATI 3D Accelerator 4.3.6
  • ATI Offscreen Mem Manager 1.7
  • ATI Video Memory Manager 7.5
  • ATI Graphics Accelerator 3.4.3
  • ATI Video Accelerator 3.1.4
  • ATI Extension 2.5.1
  • ATI Guide 2.1.1
  • ATI Displays 2.5.4

と計7個の機能拡張書類と1個のコントロールパネル書類がインストールされた訳です。しかし、最後のATI Displays 2.5.4という唯一のコントロールパネルは、ハードウェアを認識できないといって、起動できずにいます。インストール前と後ではとくに変化した様子はなく、ベンチマークテストでも大きな変化はいっさい見られていません。ベンチマークテストの内容に3Dの加速を評価できる項目がないため、変化が出なかったのかもしれません。海外の報告ではunrealなどの劇重ソフトが少し改善されたという項目ありました。

Universal Installer 3.3 does not detect any ATI hardware

ここには、オンボードにチップセットが搭載されていて、普通ではインストーラーが認識できないような場合の対処法がのっています。気になる記述、「組み込みチップを搭載しているある種のシステムは、専用ドライバーを搭載しているので、ユニバーサルドライバーをインストールすると専用機能が使えなくなる場合がある」さて、専用機能とはなんでしょう。現在組み込んで、ベンチマークをしてみましたが、2D機能に関しては特に、速度低下などの弊害はないようです。まだ、外部モニター関連のテストをしてはいませんが、大きな問題はなさそうです。

8/oct

WindSock by PowerBook G3?

あれウインドウズのページが新しく出来たのかな、と思われても仕方がないかもしれません。古典的なウインドウズのベンチマークテストをダウンロードして実行してみました。しかし、エミューレータ上でこれだけ動けば十分だと思います。初めてSoftWindowsをインストールした時は、マックが非力だったこともありメニューを枠から描画しているのが分かるほどの遅さでしたが、今となっては十分使用に耐える速度であるといえるでしょう。しかし、技術の進歩とは恐ろしいもです。

マックのエミュレータとして最近注目を浴びていたFUSIONですが、こちらの方はなんだか雲行きが怪しくなってきたようです。少し残念です(VAIOマックの記事を呼んだ方は特にそう思うのではないでしょうか)

5/oct

clock up ,PowerBook G3/300

キャッシュ変更ユーティリティを使って、キャッシュクロックを150MHzから200MHzへ変更してみました。デメリットは若干のCPUコア温度の上昇と、バッテリー持続時間のわずかな悪化です。MacBench 3.0によるベンチマークテストの結果は以下のようになりました。

どうでしょうか、全ての項目で上昇しているのは確かでありますが、最高で3%、だいたい1〜2%のわずかな変化です。3Dレンダリングソフトでも約2%の改善と、アプリケーションベースでも同じ様な変化でした。余り変化しない物ですね。

 

Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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