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6/Apr

FAQ: CitiDisk 2000 & PISMO

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Q CitiDISK 2000をPowerBook (FireWire)で使用するとフリーズしてしまいます。改善策はありますか?

fig.1 CardBus & PCMCIA CitiDISK for Mac

A CitiDISK 2000はCardBus ModeとPCMCIA Modeをスイッチ一つで切り替えて使用できるため、CardBusに対応していない旧型のPowerBookと、対応している新型との間でのデータの受け渡しに重宝します。

また、CardBus Modeで使用すればこれまでの2倍の転送速度が実現し、バックアップなどの大量データの格納用として活躍しています。

しかしPowerBook (FireWire)とCardBus Modeの組み合わせの時のみトラブルが発生していました。

MacOS 9.0.4へバージョンアップすることでこの問題は解消します。

J-Mac OS 9.0.4 Update

fig.2 CardBus ModeとPCMCIA Modeを切り替える小型スイッチ、ボールペンの先などで容易に切り替えることが出来る。ただしモード切替はPowerBookからイジェクトし、AC電源を切り離した状態で行う必要がある。

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3/Jul

FAQ: Swap PISMO internal HD

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Q PowerBook (FireWire)のハードディスク交換方法を教えて下さい。

A ハードディスク交換を個人で行うとメーカー保証が消失します。自己責任のもと行って下さい。またCPUドータカードを取り外すときはさらにリスクが上昇します。交換作業はリスクを伴うことを十分理解した上で作業を計画して下さい。

CPUドータカードを脱着せずに交換する方法も参考にして下さい。

Step 1 Phillips screwdriver(2.4mmのプラスドライバー、もしくはNo.1のプラスドライバー)とT8のトルクスドライバーを用意してください。

Step 2 システムを終了し、バッテリー、CD-ROMを取り外し、ACプラグを抜いて下さい。

Step 3 バックアップバッテリのコネクタを取り外して下さい。(Fig.1)

fig.1 バックアップバッテリーのコネクタを取り外してください。

Step 4 3カ所のねじを取り外します。一つはCPUのheat sinkからヒートパイプで接続している'Radiator'を固定しているプラスねじと、Heat Shieldを固定している2カ所のねじです。

Heat Shieldのみ取り去り、'Radiator'はそのままにして下さい。CPU Heat Shinkを取り外してはなりません。

fig.2 キーボードを取り外したところ。3カ所のねじの位置 (機材提供:団長

Step 5 CPUドータカードは比較的大きなソケットと向かって左側の2カ所の「爪」で固定されています。まずはソケットを引き抜くわけですが、作業は'Radiator'を取り付けたまま行うため、十分注意をする必要があります。

また、このソケットの接触不良から起動不能になる事例が報告されています。取り外す前に位置関係など十分観察した上で行って下さい。

fig.3 CPUドータカードについているストラップ

Step 6 CPUドータカードを取り外します。'Radiator'に十分注意しながら、「爪」を引き抜きます。あまり力はいらないはずです。

fig.4 CPUドーターカードの取り外し

Fig.5はCPUドータカードが固定されている2カ所の「爪」の填る場所です。手前に比較的大きなソケットが見えると思います。

また元に戻すとき、Uni-North IC用のHeat Sinkフラップの接触不良や、ソケットが接触不良を起こさないように十分注意して下さい。

fig.5 CPUドータカードを取り外したところ。

Step 7 ハードディスクデータケーブルを取り外します。フレキシブルケーブルに力が掛からないように、ソケットの両脇を保持して、垂直に引き抜きます。

元に戻すときは、上からまっすぐ押さえて下さい。

ハードディスクはデータケーブルの脇に見えるストラップを引き上げることで簡単に取り外すことが出来ます。

ボトムケースと2カ所の爪で固定されています。元に戻すときは、この爪の位置を確認して下さい。

(爪と、爪をはめるスロットはハードディスクを取り外すと容易に確認がとれます)

fig.6 ハードディスクデータケーブルソケット。

Step 8 4カ所をビスをT8のトルクスドライバーで取り外します。ソケットの装着位置は間違わないように出来ていますが、ハードディスク側のソケットの脱着には十分な注意が必要なことは言うまでもありません。

[注意]整流板の移植をわすれないようにしましょう。

fig.7 ハードディスクを取り外し裏返したところ。

Step 9 もとに戻すとき注意点があります。CPUドータカードソケットの接触不良が原因の起動トラブルがあるからです。

確実にCPUドータカードのソケットをはめるまえに、もしもドータカードの表側にメモリが装着されていたら、一旦外しましょう。

fig.8 メモリの取り外し方。写真は裏側だが表側も同じ要領だ。固定ピンを外側に開き、図の角度にすれば力がいらずにメモリははずれる。元に戻すときは、この角度で確実に奥まで差し込み、水平にパチンという音がするまで寝かす。

Step 10 図のROMの裏側当たりにソケットがあります。しっかりと押し込み、確実に装着して下さい。ある程度の力がいるはずです。この部分がきちんと填っていないと、起動できなくなります。電源をいれても「プチ」としかいわず、画面が明るくならない場合はこのソケットの装着に問題があるでしょう。

確実に押し込んだら、メモリがあれば装着します。メモリを装着したまま、メモリの上から押さえる程度の力では、装着が完全にできないことがあります。

謝辞

BAN氏にドータカードソケット装着時の注意についてご指摘を頂き、Step 9〜10について付け加えましました。またRosewall氏には起動トラブルとドライバーに関しての助言をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

fig.9 図中のROM周辺を丁寧に、かつしっかりと押さえる。

作業は正確な工具を準備することから始めて下さい。また、換装用ハードディスクの選定にはしたのアーティクルを参考にして下さい。思わぬ相性問題があるかもしれません。最後に繰り返しますが、自身のない方は挑戦しない方がよいと思います。ハードディスク換装サービスを利用するのも一つの選択です。
FAQ: PISMO HD Compatibility Matrix

内蔵したハードディスクはまずフォーマットが必要です。ただし、FireWire経由でフォーマットすると内蔵後起動ディスクなりませんので注意してください。基本的にはSystem CDで起動して、ドライブ設定でフォーマット後、システムをクリーンインストールすることが望ましいです。

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Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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