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30/Jun.

FAQ:No Lithium Ion Battery

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Q:私はPowerBook G3 Series (wallstreet)を自宅で使っていますが、AC電源でしか利用しません。左右のExpansion BayにそれぞれCDとフロッピーを入れて使っています。何か不都合はありませんか?

001_Backup battery

001_Backup battery

PowerBook G3 Seriesトップケース裏側、PowerBook G3 Series Service Source*1より、一部改変。


A PowerBookにはLithium Ion batteryの他に左のパームレストの裏側にバックアップバッテリーが内蔵されています。これはLithium Ion Battery交換時などに内蔵時計や各種設定、スリープの保持をするための電源となります*2

このバッテリーはWallstreetの場合、180mAhのLithiumコイン電池で、フルチャージなら、スリープ状態なら4分間、電源OFFであれば、設定、内蔵時計を5時間駆動することが出来ます。 フルチャージするには48時間、AC電源に接続しておく必要があります*2

従って、電源を入れなくても常時ACアダプターを接続し、移動時はLithium Ion

Batteryを入れておくか、電源を切った状態で5時間以内に移動を終了するならば問題はありません。一応Lithium Ion 電池ではありますが、移動時はLithium Ion Batteryを入れておくことをお勧めします。

また、PMU(Power Management Unit)は68HC05を搭載した、それだけでROMとRAMを搭載する立派なコンピュータですので*3,*4、万が一この電池を使い切ってしまった場合、PMUのリセットが必要となります*2。Wallstreetの場合はcontrol+shift+fn+電源キーを5秒間押し続けることで、Lombardの場合はハードウェアリセットボタンを押すことでPMUリセットが可能です*5

*1Apple,PowerBook G3 Series Service Source(PDF、現在は削除されています)

*2TIL 30580:PowerBook G3 Series: Backup Battery Purpose and Life

*3Apple:Developer Note,PowerBook G3 Series Computer(PDF)

*4Apple:Developer Note,PowerBook G3 Series 1999 Computer(PDF)

*5TIL 14449:Resetting Power Manager

21/May.

FAQ:Key assign

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Q 英語版キーボードに交換しました。スペースバーも大きくなり、コマンドキーも打ちやすくなって良いのですが、shiftを押しながら8を押しても「*」ではなく「(」が入力されてしまいます。どうしたら、表示されている通りに入力することが出来るのでしょうか。

A キーボード交換後はハードウェアリセットが必要です。ハードウェアリセットはPowerBookの電源を切った後(1Wallstreetの場合、control+shift+fn+電源キー4つを同時に押します。Lombardの場合は後ろのリセットキーを押す必要があります(fig.1)

ハードウェアリセットを実行すると、起動ディスクの設定、メニューのブリンク回数、モデムコントロールパネルの接続先などが全てキャンセルもしくはデフォルトへ変化してしまうため、再度設定が必要です。また、保存されていないファイル、書き込まれていないキャッシュ内容は全て失われます。

fig.1 PowerBook G3 Series 1999の後部とハードウェアリセットの位置について

参考

  1. Apple:Article ID:14449-JN,PowerBook:パワーマネージャのリセット

11/Nov

FAQ:Cable

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Q:PowerBook G3 250/13を使用しています。液晶画面が頻繁にちらつきます。画面の周囲を押さえたり、ショック与えると改善します。修理に出すべきでしょうか。

001_Data cable 922-3350

001_Data cable 922-3350

13インチ液晶を搭載したPowerBook 233/13TFT 250/13の中で不具合が報告された。データケーブルの不良という報告があった。

002_data cable for 13inch TFT

写真はデータケーブルの液晶側コネクタ周辺。YAMAMOTO KEN氏はこの部分にあるフェライトの遊びに問題の一因があるのではないかと着目した。

photo by Mr.YAMAMOTO KEN

002_data cable for 13inch TFT


A :PowerBook G3 Seriesの13インチ液晶を搭載したモデルの一部に、液晶データケーブルの不具合が報告されています。

対策として、部品ナンバー922-3350Cable,Flex,Data,Display,13.3(対策品)に交換すると改善するという報告もあります。該当する症状でお困りの場合、一度サービスステーションで相談することをお勧めします。

注意:トラブルが報告されているのはPowerBook G3 250/13のみです。原因が全てこのケーブルにあるという訳ではありません。サービスに相談する場合十分注意して下さい。

YAMAMOTO KEN氏はこれまで液晶がちらついてしまい、3度に渡り修理を依頼したそうです。その経験のなかで、031_data cable for 13inch TFTに示すフェライトコアに遊びがあって、何かの拍子で動くことにも、トラブルの一因があるのではないかと指摘しています。

3度の目の修理時に、フェライトコアが移動したことで付いたと思われる傷がデータケーブルにあったことに気付いたそうです。氏は現在フェライトコアをテープで固定し、それ以上動かないように改善し、様子を見たそうです。

一方、14inch液晶は、13inch液晶のように液晶後面全体を覆うシールドがありません。そのためデータケーブルはむき出しとなっています。しかし、フェライトが移動しないようにテープで固定されてます。

NEW12 Nov 2000

約6ヶ月たっても症状は再発しないそうです。テープ固定は有用かもしれません。

Hirokazu Nohara氏はPowerBook G3 250/13を使用中で、1度(約半年前)同じ症状にて液晶データケーブルの交換をしたそうです。その際の担当の方が「この症状は G3/250/13 のみのもので、液晶周りのトラブルは8割以上このケーブルが原因である。」と発言したことをお知らせいただきました。ケーブル

交換後、液晶のチラツキ、ブラックアウトなどの症状は完全に改善されているそうです。

Siron氏も同じPowerBook G3 250/13をお使いで時折、画面に1.5cm程度の幅の白いラインが上下に走るそうです。丁度データケーブルの液晶側コネクタのある、フレーム部分を押さえると改善するそうです。ケーブルやフェライトコア周辺に問題が出ているのかも知れません。

場氏も98年の1月にPowerBook G3 250/13を購入し、1999年の8月まで3回おなじ障害を経験し、計3回ケーブルを交換したそうです。最後の交換からは症状再現は見られていないそうです。1999年夏に秋葉原NCRで確認したところ、特にApple社からのアナウンスは無かったそうですが、その後問題が発生していないのは、部品に対策が行われている可能性があるのではないか、と弓場氏は示唆しています。また、部品の回転が速い修理依頼の多い業者に修理を依頼することが得策では、という意見も聞かせてくれました。


11 Jun 2000

 sam氏より、PowerBook G3 250/13で、横にノイズの入ってしまい、その時ヒンジのあたりを適当に押すと直っていたそうです。保証内ギリギリでのケーブル交換だったので、再発が不安であったが、後は順調でだそうです。当初、NCRではグラフィックボードの交換という判断でしでしたが、アップルに本体を送ったところ、ケーブルの交換のみで済んだとのこと。

14 Jun 2000

 保証期間ぎりぎりに別件で修理に出さした際、修理業者に勧められ、トラブル発生前にケーブルを交換してもらったPowerBook G3 250/13のユーザもいるそうです。

27 Jun 2000

 冨岡氏は、PowerBook G3 250/13の液晶がちらつき始め、つぎにデスクトップのアイコンの色がおかしくなり(赤っぽくなる)、最後は画面全体で色が出なくなった時、外部モニタをつないでみると異常はないので、マザーボードのトラ

ブルではなく、ケーブルのトラブルの可能を考えたそうです。一夜明けて症状はほぼ消失していたのですが、念のためクイックガレージに電話し、修理に赴いたそうです。カウンターで症状を言っただけで「あ、それはケーブルですね」ということになり、また、液晶の隅を押さえると症状が再現したため、さっそく交換してもらったとのことです。パーツNo. 922-3350で7100円、工賃10000円で、消費税を入れて締めて17955円の費用がかかり、修理時間は三十分ほどとのこと。交換後は症状は出なくなったそうです。同様のトラブルは多いと、修理業者に聞いたとのこと。冨岡氏は、PowerBook G3 250/13が発売から二年半ほどで、故障が出やすい時期かもしれないという感想を伝えてくれました。

29 Jun 2000

 岡本氏より、PowerBook G3 233/13で、同様な液晶トラブルが出ていて、修理を考えているそうです。症状は32000色にすると目立たなくなるそうです。

11 Sep 2000

 Hayashi氏より、PowerBook G3 250/13で、1週間程前に液晶表示が乱れる現象があったそうです。そのときは、パネルの左側の枠を押さえると症状が変化したので、データケーブルの不良ではないかと考えているそうです。常々 PowerBook を鞄に入れる際に左側が下になるようにしていたのですが、これだとフェライトコアがずれやすいように考え、現在は右側を下になるようにして持ち歩いているそうです。

 

7 Nov 2000

 okuchan氏より、PowerBook 233/13で、これまで同様のトラブルに2回遭遇したそうです。1度めは色がずれて直線が2色にずれたような状態で、液晶交換したそうです。2度めは、テレビでいえば垂直同調が乱れたような状態となり再度交換したとのことです。液晶交換は高価なので、原因の切り分けが必要だと感じました。

PowerBook G3 Series 1998(Wallstreet,PDQ)の液晶の不具合についての情報募集
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液晶トラブル修理の経験談、ケーブルを交換したが症状が再発している、などの情報を募集いたします。お気軽にどうぞ。

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29/Aug

FAQ:Keyboard socket

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Q Wallstreetのキーボードの取り外し時、ケーブルが抜けません。どのように外すのでしょうか。

A キーボードと本体側のPMUは2本のフィルムケーブルで接続されています。このフィルムケーブルは脱落防止、接触不良防止のため、ソケットにロック機構があります。取り外す手順はfig.1に示すソケット脇に、注意深く先のとがったドライバー状のもので、ソケットのロックを外します。

このとき、左右対称に少しずつ持ち上げるのがこつです。決して無理をしてはなりません。

fig.1 キーボードをパームレスト上に裏返し、液晶画面方向から見たところ。PowerBook G3 Series Service Sourceより、一部改変。

fig.2はソケット及びそのロック機構の模式図です。図中の青で示した部分がロック機構であり、図はロックが解除された状態です。ソケットの左右両側が均等に持ち上がるようにしなくてはなりません。

2mm〜3mm持ち上がるとロックは解除され、何の抵抗もなくフィルムケーブルが抜けるはずです。抵抗が有る場合はロック解除が不十分であり、決してフィルムケーブルを引っ張ってはなりません。

fig.2 PMU側キーボードソケット模式図

さらに元に戻す場合は、完全にフィルムケーブルをソケット内部に深く挿入した状態で、左右均等にロック部分を押し込んで作業を終了します。このとき、ケーブルを折り曲げたり、斜めのまま固定することのないように注意する必要があります。

 

また、フィルムケーブルの外側には、strain relief cableが存在します。(Fig.1)

fig.3はStrain relief cableソケット部の模式図です。まず本体側から少し浮かせるようにプラスチックの薄いへらなどで隙間を開け、上に引き上げます。(fig.3)

Strain relief cableを装着する場合は、上から差し込み、内部の爪に確実に装着されていることを確認してください。

fig.3 Strain relief cableソケット部の模式図。まず図奥の↓の方向に隙間を開けるようにプラスチックのへらなどでケーブルを撓ませ、静かに上に引き上げます。特に力は必要有りません。

参考

  1. Apple:PowerBook G3 Series Service Source
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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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