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926_ZERO HALLIBURTON Z3-SI

926_ZERO HALLIBURTON Z3-SI

W 419mm×D 287mm×H 102mmという大きさは、Zシリーズの中でもっとも小さなものである。

使用されているのはAl-Cu系合金の2024で、Cu4.4%,Mg1.5%等が含まれている、いわゆる「超ジュラルミン」。耐食性は高くないそうだが、強度は高く航空機材料として有名。

ケース単体の重量は2180gだった。

927_ZERO HALLIBURTON Z3-SI (internal)

内部は小さなドーム型の凹凸が施された、耐摩耗性の高いポリエステル素材が使用されている。ノートパソコン用に設計されているので、重量がかかる壁面部分はポリウレタンの積層構造で守られ、平面部分は多数の円錐が柱状に配され、側面からの衝撃を効果的に吸収する。

重量のかかるヒンジ側に気になる突起は認められない。蓋に設置されるポケットには、純正のアダプターや電源ケーブル、書類が入る。この仕切板には、内側にポケットが3つ縫いつけてあった。大きさはちょうどPCMCIAカードが入る深さで、薄手のものなら整理がつくだろう。エンボス加工されたZEROのロゴが目立つ。

927_ZERO HALLIBURTON Z3-SI (internal)

928_cases for A4 size Note computer

いままで使用していた汎用パソコンケースとの比較。合成皮革製で外側は柔らかく、ステンレス製の網棚に載せるときなど、頓着なしにおけるところなど便利である。側面からの圧迫などが内容物にも波及してしまうことや、上下方向のクッション材の欠落から、床に置く場合など注意を要する。

収容できる部材はほとんど同じで、PowerBook G4と標準電源アダプタ程度は収容できる。Z3は厚み1cm程度の雑誌、書類は入れることができるが、右側の鞄は標準電源アダプタの場合、厚みが厳しい。Madsonlineのアダプタを入れる場合は同程度の収容能力になる。

逆に天地の高さの問題でPowerBook G3 Series 1998,1999やPowerBook FireWireはZ3に入れることはできない。

928_cases for A4 size Note computer

929_Z3 with PowerBook G4

929_Z3 with PowerBook G4

PowerBook G4を入れたところ。奥行きはまるで専用設計を思わせるほどちょうどよい。左右に隙間ができる。とくに右側にアームがあって、持ち運び中に横滑りすると、PowerBookがアームの支柱に接触してしまう。また横滑りした場合、PowerBook G4裏側のゴム足がとれてしまう危険性がある。

NICHBANの医療用粘着フォームパッド Elaston No.250(厚み1インチ)を適当な形にカットして張り付けたところ、持ち運び中に移動することはなくなった。このような補助パーツは必須だろう。

また取り出すときも注意が必要。横に滑らせるようにして取り出すと、ゴム足に不要な力が掛かってしまう。固定用ベルトをたっぷりとゆるめ、余裕をもって取り出すようにすると問題ない。

930_internal Pad

930_internal Pad

パッドは切り込みを入れて、携帯電話(PHS)フォルダーにした。

インナーケースを用いずに通常のA4型ノートパソコン用キャリングケースを用いていたため、PowerBook G4のヒンジ部分の塗装が剥げてしまった。Z3-SIなら、該当部分のクッションがしっかりしているため、そのようなことはないだろう。


PowerBook G4は薄く、美しい筐体を持っていますが、華奢な部分もあり、持ち運びには大変気を遣います。

インナーケースやプロテクターなどの補助具もありますが、持ち運ぶための専用の鞄があってもいいでしょう。今回、Maclet様からZERO HALLIBURTON Z3-SIをお借りすことができましたので、インプレッションをお伝えします。

ZERO HALLIBURTON Z3-SIはノートコンピュータを入れるために特化したZシリーズでもっとも小さなサイズのものです。表面は超ジュラルミンが使用され、大変美しい光沢をはなっています。中にPowerBook G4が入っていても何の違和感もありません。

しっかりした外郭、あわせ部分にはガスケットを装備。そして十分な厚みと機能的なクッション材。鞄としての性能は十分高いものに感じられます。

しかし注意すべき点もあります。外側寸法の割には搭載最大容積が小さく、収納できるNoteBookに制約があります。その点、Z3-SIはまるでG4用にあつらえたように、ちょうどよい大きさであったことは幸運なことでしょう。

取り出すときも注意が必要でした。逆ディンプル加工されたポリエステル製の内装材は、滑り止めの機能が高い反面、ゴム足を引っかけてしまうという問題がありました。これは、取り出し方を十分注意し、横滑り防止クッションを設置して対応できました。

ZERO HALLIBURTONはアール・P・ハリバートン・シニア氏が、既存の鞄に不満をもち、堅牢で気密性があって、それでいて軽量であることを求め、金属、それも航空機用素材を用いてつくりました。そのデザインは60年以上たったいまでも、大きく変わることがなく、その中に「大切なもの」が入っているというオーラさえ放っています。

PowerBook G4が、その性能だけではなく「デザイン」としての力があるように、鞄にもデザインだけでなく、「性能」を追求することは、贅沢なことではないでしょう。

23/May

ZERO HALLIBAURTON 2

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ZERO HALLIBURTON Z3-SIにPowerBook G4を入れ、毎日持ち運んでいます。もちろんラッシュアワーの山手線、学会出席のための新幹線と大活躍です。

1ヶ月間使用して気になった部分をご紹介しましょう。まずハンドル部分にわずかながたつきがあるようです。すこしカタカタと振動するため、最初は中で荷物が転がっているのかな、と錯覚してしまいました。

また、美しい外殻のジュラルミンよりも山手線の網棚のステンレスの方が固いようです。棚に載せるときに表面にひっかき傷がついてしまいました。

頑丈さは満足できました。ハードケースに入れていても従来のバッグは強く押さえられると、PowerBook本体に力が伝わってしまいました。ZERO HALLIBURTONはこの方向の圧力には大変強いようです。

また内部のインシュレーターも満足できるものです。毎日持ち運んでも問題はほとんどありません。

一番気に入ったのは、液晶画面にキーボードが触れてあとがついてしまうことが、ほとんど気にならないほど改善されたことです。

もう一つおもしろい使い方をご紹介しましょう。出先で長時間パワーブックを使用するとき、PowerBook G4をフタを閉じたZERO HALLIBURTONの上に置いておくのです。

ZERO自体がヒートシンクの役目を果たし、ファンの動作回数が減少します。ホテルのベッドの上で使用する時など、ZEROの上に置いて作業することもできるでしょう。

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Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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