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19/Feb

New MCE XcarEt Pro

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920_MCE XcarEt Pro

920_MCE XcarEt Pro

MCE XcarEt ProはPowerBook G3 Series 1999 (Bronze)とPowerBook 2000 FireWireの2機種がもつ、右側のメディアベイで利用できる、2.5inchハードディスクケース。

今回発売された新型は緑の電源ランプと、アクセス時に赤く光るインジケーターがついた。

921_New and old type MCE XcarEt Pro

921_New and old type MCE XcarEt Pro

新旧のMCE XcarEt Proを並べたところ。形状は大きく変化し、新しいものの方が小さくなった。制作精度も向上し、本体装着時の隙間などが小さくなった。しかし、重量は増えている。旧型(写真右)が107gであるのに対し、新型は164gである。

922_New MCE XcarEt Pro (internal)

Media Bayへの端子基板からはフィルムケーブルでハードディスクに接続される。インジケーターのLEDがハードディスクと干渉するため、9.5mm厚のハードディスクでは問題が無いが、12.5mmのハードディスクを装着するときはLEDの足を曲げるなどが必要かもしれない。

922_New MCE XcarEt Pro (internal)

923_Old MCE XcarEt Pro and VST OEM socket

旧型のMCE XcarEt Proは、Media Bay端子とハードディスク端子が一つの基板に背中合わせに取り付けられている。非常に簡単な構造であるが、信頼性は十分だろう。基板にはVSTのOEMであることを示すシルク印刷がなされている。

ボトムケースはすぐに変形するプレス加工品であり、品質に疑問の声があったのはこのパーツの精度に問題があったからである。ハードディスクは直接ボトムケースにねじ止めされ、基板とケースのクリアランスはプレスされたねじ穴の位置できまる。

923_Old MCE XcarEt Pro and VST OEM socket

924_New MCE XcarEt Pro bottom case

924_New MCE XcarEt Pro bottom case

ダイキャストによって作成されたボトムケース。重量のほとんどをしめる。剛性はとても高く、いっさい変形することはない。ハードディスクゲージ取り付け部にはゴム製のインシュレーターがある。フタは軽い、プラスチック製

925_New MCE XcarEt Pro HardDisk bracket

925_New MCE XcarEt Pro HardDisk bracket

アルミ製のハードディスクブラケット。ねじ位置など非常に製作精度が高いことが印象的。放熱を考え、ブラケットの裏にはシリコンシートが張り付けれれ、ダイキャストのbottom caseへ熱を逃がすようになっている。


PowerBook G3 Series 1999 (bronze)とPowerBook 2000 FireWireで使用できるMedia Bay用ハードディスクケース、 XcarEt Pro 99が、その形状を変え、価格が下がったので、その違いを見てみることにします。

まず、大きさはこれまでDVD-ROMと同じ大きさであったのが、バッテリーと同じ大きさに小型化されました。921_New and old type MCE XcarEt Proに形状の違いをお示ししますが、重さは逆に新型が57g重くなっています。

これまでのプレス成形のbottom caseに代わり、剛性の高いダイキャスト製のパーツになり、外に見える部分はこれに塗装されたものになりました。旧型と比較すると、精度が高く本体装着時の隙間は一定で、無理な引っかかりはありません。

922_New MCE XcarEt Pro (internal)内部は、フィルムケーブルが使用されており、やや取り回しにトリッキーな部分があります。この部分は923_Old MCE XcarEt Pro and VST OEM socketに示した旧型の方がスマートでした。

ハードディスクの固定は、旧型では、変形しやすいプレスパネルに直接ねじで固定されていました。新型ではアルミ製の925_New MCE XcarEt Pro HardDisk bracketに装着し、ゴムのインシュレーターを介し、ダイキャスト製の924_New MCE XcarEt Pro bottom caseにねじ止めされています。取り付け行程は増加しましたが、ねじ位置などの精度も高く、製品の完成度は確実に向上しているようです。

ただし12.5mmのハードディスクを装着時には、 アクセスランプのLED配線が

干渉するおそれがあります。足を曲げるなどの加工が必要かもしれません。

性能的には変わらず、PowerBook G3 1999 (bronze)では、内部ハードディスクと同等の性能(最大15〜16Mbyte/sec)を発揮し、PowerBook 2000 FireWireでは、最大12〜13Mbyte/secの転送速度を実現しています。DTVやDTMなど、大容量のワークディスクを必要とする場合は有用でしょう。

値段は値段は16800円と5000円近く下がったそうです。もう一度見直してもよいアイテムでしょう。

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Medical macintosh (c) 1998,1999,2000,2001,2002

Written/Edited by Y.Yamamoto M.D.

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